いまいじてんしゃ。

自転車のフレーム素材について!


「あなたが自転車を選ぶ時のポイントは何ですか!?」
その用途によって大きく違ってくると思いますが、買い物等の普段使いの場合だとデザインや価格が決め手になるでしょう。また、通勤や通学の場合はそれらに加え快適性能も重要になってくると思います。
しかし、趣味で自転車を楽しんでいる場合はチョッとニュアンスが違ってくるかもしれません。走るフィールドで車種はある程度決まります。その中で、各自の拘りというか自己主張が出てくるものです!
一般的にはブランドでしょうか!?それともパーツ構成でしょうか…!?
あえて今回はフレームの素材について考えてみました。あくまでも個人的な見解ですのでご了承ください。

今の主流はアルミフレームです。

GIANT DEFY 3最近ブームのサイクリング!
ロードバイク人気が最高潮に達していると思われますが、そのバイクのフレーム素材はアルミフレームがメインのように見受けられます。普及タイプに限ってはほとんどがそうではないでしょうか!?一部高額なタイプにはカーボン素材の物がりますが…。ビギナーから中級、上級者まで愛用されている素材のひとつと思われます。(一口にアルミと言ってもそのグレードたるやかなりの種類がありますが、今回はひとまとめにさせて頂きます。)軽くて操作性に優れている点が各メーカーとも採用している大きな要因になっているのでしょう。デザイン性においてもメリットがあるのだと考えます。

フレームの未来を大きく変えるCFRP!

CRFPカーボン素材で耳なじみがある炭素繊維強化プラスティックですがCFRPとも呼ばれます。
この素材はゴルフクラブのシャフトや釣り用ロッド等に使われてきました。その後、航空機や自動車、建設分野等でも利用されてきました。
しかし、その生産工程は手作業の上、コスト高な事もあり一部の分野でしか利用されていなかったのが現状のようです。
それが量産性が改善されてコストダウンが進んでくると幅広い分野での利用が可能になって来ます。そう、自転車のフレームにおいても量産化されることにより低コストが図られれば普及タイプでもカーボン素材が採用されるかもしれません!とりあえず素材メーカー各社の開発技術に期待したいと思います。

将来、自転車がどのように進化していくのか非常に興味があるところです。素材や各部パーツの進化も期待したい!そして、タイヤについても非常に関心があります。タイヤメーカーの奮起にも期待しましょう!
また、それらを扱う我々ショップも進化していく必要がありますね…。