ＮＴＴタウンページの愛媛県版に「愛媛マルゴト自転車道」のファミリー向けのおすすめサイクリングコースが掲載されました。ここ新居浜も別子鉱山鉄道下部鉄道跡サイクリングコースと新居大島１周コースの２コースが掲載されました。
今回ご紹介するのは「別子鉱山鉄道下部鉄道跡サイクリングコース」です。ここ新居浜も「まちなかサイクリングＭＡＰ」を作成して４コースをご案内しています。今回のこのコースはそれらを部分的にチョイスした形になっています。
先ずは、国領川の河川敷周囲に整備された自転車道です。歩行者道と一緒に整備されています。道沿いには桜の木が植えられていて、春には見事な花を咲かせます。また、様々なスポーツ施設があり、休日になると野球やソフトボール、サッカーやテニスに陸上競技、またグランドゴルフを楽しまれている方も多い所です。
また、自転車道と歩行者道が一緒になっているので走行には十分な注意が必要です。
河川敷のコースから、ＪＲ新居浜駅周辺に整備された自転車道を経由して鉱山鉄道跡自転車道へ向かいます。
今、駅前開発の途中ですが、新居浜駅周辺は自転車にとっても大変走りやすくなっています。ただし、サイクリングコースのひとつと考えるには疑問がありますが…。
鉱山鉄道跡自転車道は、線路があった所を沿うように整備されています。線路の跡はコンクリートで塞がれていますが、当時の様子をうかがえる様になっています。静かな住宅街を通り、緩やかな上り坂になっています。以前は田畑が多かったのですが、近年は住宅が多くなってきました。
このコースのチェックポイントのひとつとして紹介されているのが滝の宮公園です。
この公園は上手く自然の山を利用していて、展望台や遊歩道は四季折々の自然を楽しめます。また、大きな池の周囲には桜が植えられ、新居浜の桜スポットのひとつとして有名です。特に夜桜見物には最適です！その他にも日本庭園やトリム、そして小動物園もあり、色々な楽しみ方が出来る場所になっています。
また、犬の散歩やウォーキングを楽しまれている方が非常に多いので、池の周囲は自転車の通行が出来なくなっています！サイクリングの際は注意が必要ですね！
鉱山鉄道跡自転車道を登った後、一般道路を使って山根公園方面へ向かいます。別子ラインを登り始めるとすぐのところに別子銅山記念館があります。この場所も今回のコースのチェックポイントとして紹介されていますね！
ここは別子銅山の歴史資料や当時の生活ぶりを展示しています。そして、この館の屋根にはたくさんのサツキが植えられていて、花が咲く５月頃になると見事なピンク色の屋根に変わります。地元の方々も多数訪れる新居浜随一のサツキ鑑賞スポットになっています。また、野外には当時、銅山鉄道を走った蒸気機関車や電気機関車、そして運搬車等も展示されていています。鉄道ファンの方も一見の価値がありますョ！
自転車道整備の難しさを感じます…。
今回の「別子鉱山鉄道下部鉄道跡サイクリングコース」もそうなのですが、自転車道路と歩行者道路が併用されているコースが多いのが現状です。このことが実際に自転車で走っている時、度々危険を感じることがあります。たしかに道路は区分けされていますが、実際に利用する際は自由に使っているのが現状です。誰も走っていない自転車道を歩いたり、犬の散歩をしても問題はないでしょう。しかし、自転車が走って来ても「歩行者優先！」と言わんばかりの方が多い様に思われます。これは自転車で歩道を走る場合には立場が逆転し、「歩行者優先。」を無視している自転車利用者も多く存在します。歩行者や自転車・自動車等を利用する者がお互いを思いやる気持ちで道路を利用する気持ちが大切です。そのような利用環境を作るために「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」が制定されているのをご存知ですか！？まだ見たことがない方は是非ともチェックして下さい。そして、みんなでルールを守り楽しいサイクルライフを過ごしましょう！