今回は別子ライン沿いにある「遠登志渓谷」をご紹介します!この渓谷は遊歩道が整備されていて、新緑の時期から紅葉の季節まで、渓谷美豊かな所です。また、東平をへて銅山峰に抜ける登山コースの入口でもあります。
山根公園から別子ラインを進みます。川沿いを登って行くとマイントピア別子が右手に見えてきます。更に登り続け、青龍橋を渡ると鹿森ダムに到着します。そこから少し進んだところに渓谷の入口があります。
うっかりすると見落としそうな案内板ですが、そこには渓谷の案内板や赤石山系地図、そして仲持ち像等があるので分かると思います。
少し先には登山案内所があります。ここから銅山峰へ登られる方は入山前に立ち寄るといいでしょう!遠登志渓谷の遊歩道を散策されるだけならその必要はないかもしれないですね!
整備された遊歩道を進んで行くと両脇には広葉樹があり秋には綺麗な紅葉を楽しめます。途中、木で作られた小さな橋があるのですが、運が良ければ、そこからは小さなや滝を見ることが出来ます。普段は水が流れていないので、雨上がりだと細く流れ落ちる光景が楽しめるかもしれません。
そこを過ぎ、少し進むと赤い鉄橋が見えてきます。これが近代化産業遺産に登録されている「旧遠登志橋」です。この橋の中央から見る景色は何とも言えません。渓谷を流れる水の音と新緑、そして秋には紅葉が川面に映えてとても癒されるポイントです!
特に早朝は爽やかな空気と鳥たちの鳴き声、そして渓谷を流れ落ちる水の音が良いですね♪
整備の不備が気になるところです…。
この先は銅山峰に向かう登山道と渓谷に降りて行く遊歩道になっています。
登山道の方は一応、案内板もあり登山を楽しむ方なら見落とすことがないのかもしれません。道も「けもの道」の様なものですが、登山とはそのようなものかも…。
一方で遊歩道の方なのですが、渓谷に降りて行く歩道がここ何年も利用出来なくなっています。整備が出来ていない様です。
また、近くにある六角展望台も少しづつ傷みが出てきているようです。色々と管理費もかかるとは思いますが、今後も渓谷美を楽しめるよう整備して頂きたいですね!期待したいと思います。
この遠登志渓谷、それほど規模は大きくないですが、とても奇麗な渓谷です。興味がある方は「一見の価値あり!」ですョ!
また、赤石山系のひとつ銅山峰も登山家の間では人気のようです。この渓谷に来ると「遠くに見えるあの山」に登ってみたくなります。(山の名前は分かりませんが…。)
きっと、そんな魅力をもった山なんでしょう♪